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「もっと保育について学び続けたい!」2度の転職でつかんだ理想の保育園

「もっと保育について学び続けたい!」2度の転職でつかんだ理想の保育園

ほいぷらブログを読んでくださっているみなさんの中には「転職活動、何から始めたらいいのかわからない」「これぐらいで転職したいなんて、甘えているのかな」と悩んでいる方もいるかもしれません。

そこで、ほいぷら編集部では、ほいぷらを利用して転職した方に「転職のきっかけ」「転職先選びの条件」「転職を考えている人へのアドバイス」などを伺ってきました!

ほいぷらを使ってみた感想も聞いているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

今回インタビューに応じてくださったのは、年長児の担任をしている栗又さんです。

疲れたら思い出そう! 「保育士」のすごさとその魅力

大手から大手へ“自力”で職探し

――まずは、栗又さんが現在お勤めの園、勤務形態などについて教えてください。

数年前にオープンした比較的新しい保育園に、正社員の保育士として勤めて2年目です。シフト制で週5日、借り上げ社宅から電車通勤しています。

今年度は年長児15人の担任です。発達障害グレーゾーンの子どももいるので、加配の保育士も入れて3人体制です。発達障害と一口にいってもタイプはさまざまなので、毎日試行錯誤しながら関わっています。大変なところもありますが、保育士の関わり方によって子どもからいい反応があったりすると、やりがいを感じます。

――とても充実した毎日で、園に対しても満足しているようにお見受けしますが、ここにたどり着くまではどういう経緯がありましたか。

もともと国語の成績がよかったので(笑)、教師などの教える仕事に就こうと思っていました。大学は教育学部に入学。新卒就職時は、一般企業も検討したのですが、結局は保育士・幼稚園教諭を目指し、何園か受かったうち、教育系大手出版社の企業内保育園に就職しました。

ここは定員80人ほどで、0~5歳児の全員の顔を覚えられる規模。仕切りのないオープンスペースで、明るくフレンドリーな雰囲気だったのですが、忙しくてスキルアップのための研修に全然に行けないのが悩みでした。

そのうち「保育がマンネリ化してきた」「自分がスキルアップできない」と感じ始めるようになり、3年目が終わるとき、慕っていた園長が異動になることもあって、そのタイミングで辞めました。

――そこから初めての転職活動が始まるわけですね。まずは何をしましたか。

一般の転職サイトにも登録しましたが、働きたいエリアの保育園に直接電話をして、求人がないか尋ねたりしました。エリアや給料はもちろんですが、子どもの人数は100人以下の比較的小規模なところを考えていました。見学に行ったときに「どうぞ~」と歓待される感じなのか、そっけなく「そこで待ってて」と言われる感じなのか、園の雰囲気も重視しました。

――転職をサポートしてくれるエージェントなどは使わず、“自力”だったんですね。そのとき決めた園と、決め手となった点を教えてください。

大手医療法人が持つ歴史のある保育園で、雰囲気がよかったのが決め手となりました。保育士はきちんと教育されているなと感じました。

僕は2歳児10人をもう一人の保育士と担当。この方がゆったりと子どもを見る保育をされるので、一緒に働くうち、せっかちだった自分の保育観が変わっていきました。子どもたちはのびのびとしているし、職員同士の横の関係も良好な園でした。

ただ、当初、少ない定員の園を希望していたにもかかわらず、この園は180人。案の定、子どもの顔と名前を覚えるのが大変でした。研修はありましたが人手が足りず、やはりなかなか行けませんでした。

しかも、制作に使う折り紙や道具などが欲しいなと思っても、コスト管理が厳しく、用途などを細かく聞かれたんですね。それが面倒で、自分で買いそろえたことも多々あります。結局、2年で退職しました。

――それで再び転職を考えられたと。今回も“自力”ですか。

いえいえ、このころには、保育士に特化した転職エージェントがあるということを知っていました。「保育士 求人」で検索して、出てきたいくつかのエージェントに登録したところ、各社からすぐに電話やメールをいただきました。

でも、電話という手段はあまり好きじゃないですね。勤務中だったり、電車に乗っていたりしてタイミングが合いません。面倒なので、こちらから折り返すこともあまりせず。メールで紹介されたものについては、気になる園があれば、こちらから連絡するという感じでした。登録するときに、希望する条件を入れておけば、それに合うものだけを紹介されるので、自分で探すより断然ラクでしたね。

決め手はやはり「園の雰囲気」

――どういった点を重視して探したんでしょうか。

基本は給料・エリア・子どもの人数ですが、僕にとっては「研修が充実しているかどうか」が重要なカギ。でも、研修については事前に分かりにくいんです。「研修が多い」と書いてあっても実際受けられるのかは、働いてみないと分からないんですよね……。

――そんななか最後の決め手にしたのは何でしたか。

これはもう「園の雰囲気」に尽きます。見学に行った際に、子どもたちや保育士の表情、飛び交っている会話を見聞きすると、どんな園かおおよそ分かるものです。

僕はこれまで、「大手」だとか「歴史がある」という見栄えの良さに引かれてしまっていたところがあったのですが、2回の転職を経て、本当に大切なものが分かった気がしますね。

――「本当に大切なもの」、それは栗又さんが理想とする保育ということでしょうか。

一つはそうですね。今の園は、勤務時間内に区の研修に行く機会が多くあり、体操や発達、言葉のやりとりや声かけの方法などを学ぶことができます。障害児教育についての知識も深められるので、本当にためになるんです。学んで実践し、また学ぶ、という繰り返しができているので、悩みながらも思うような保育に近づいていると思います。

また、仕事以外の私生活においては、ふらふらと散歩したり、自分で料理したり、地元や学生時代の友人らと飲みに行ったりと、気持ちよく暮らせているので、それが確保できる働き方、勤務地というのも「大切なもの」だと思っています。

――仕事も私生活も充実した「豊かな暮らし」をされていてステキです。給料に関しては転職してどう変わりましたか。

実は給料に関しては、前の職場より下がったんです。でも、社宅に住んでいるので、手取り額でいうとあまり変わっていません。転職の際に希望する条件として、給料が高ければ誰でもうれしいと思いますが、いろいろトータルで見たほうがいいなと思います。

転職先に求める条件がわからない! 希望条件を見つけるコツをご紹介

決めるのは自分。「続けるための転職」という考え方も

――では、転職を検討中の人にアドバイスするとしたら、何を伝えたいですか。

求人サイトに書かれている園の紹介文だけで判断しないほうがいいよ、ということです。僕自身、給料が高いので興味を持って見学に行った園が、何となく外部をよせつけない雰囲気で、ここは勤めたくないな、と思ったことがあります。

今、勤めている園が何となく合わないと感じていながら、我慢を重ねていくのはつらいこと。「子どもが好きだから保育士として働きたい」というのが望みなら、転職して新しいところで気持ちよく保育士を続けてほしいと思います。

――「転職したい」と言いながらなかなか辞められない人は、どういうところで引っかかっていると思いますか。

「辞めたい、でも辞められない」といつも言っている友人の保育士がいますが、その人は、子どもたちとすぐに仲良くなるすべは持っているけど、保育士同士の人間関係を一から築くのがおっくうだと言っています。たとえ忙しすぎるところでも、人間関係に問題がなければ、そこで働き続けるほうがラクですもんね。

――もし後輩に「転職しようか迷っている」と相談されたら、何と声を掛けますか。

転職したい理由をまず聞きますね。彼らは「人間関係がつらい」「書類が多い」「給料が少ない」などと言うと思います。自分の経験からアドバイスできないこともないけど、でも、結局、決めるのは本人。僕が話を聴くなかで、彼ら自身が答えを出せるよう導いてあげられたらと思います。

――栗又さんはすごい傾聴力をお持ちとお見受けしました。まるでカウンセラーですね。

保育士として日々、子どもたちと接していると、「どうして?」と理由を聞く機会が多いんですよ。ある子どもがみんなと同じことができなくても、もしかしたらその子なりの理由が何かあるのかもしれない。

そういうときは頭ごなしに怒ったり否定したりせず「どうして今できないの?」と聞きます。そういう引き出し方は、保育で培われていると思います。

――栗又さんの場合、そのような力を生かして、保育士としてさらなる展開をお考えなのかなと感じましたが、この先目指している保育士像はありますか。

実は、いずれは海外ボランティア支援員のようなかたちで、保育や教育に関わる活動ができたらという思いがあります。そのために今は、日本の子どもたちの状態や保育の現場をよく知らなければならない。行政の部分も勉強して、海外でも役に立つようなことができればいいなと思っています。

ほいぷらの利用が、目標への近道になるかも? 他の方へのインタビューも読んでみたい方は、こちらをどうぞ!

退職のタイミングがつかめない #保育士あるある

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