自身にあった転職サイトを見つけて、どのように転職活動をしていこうか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
保育士向けの転職サイトは使い方を押さえると、効率的に転職活動ができます。
本記事は転職サイトの活用方法をしっかりと解説しているので、実践することでスピーディに理想の職場を見つけましょう。
- 転職する目的や職場に求める条件を明確にすると転職後のミスマッチを防ぎやすい
- 担当者からの連絡は早めに返信すると優先的な対応に期待できる
- 転職サイトや転職エージェントは2〜3社併用すると効率的に転職活動ができる
- 保育士転職サイトに登録しても基本的に職場に利用がバレることはない
- 保育士転職サイトを併用する際は重複応募をしてはいけない
当コンテンツについて
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保育のキャリア編集部
保育のキャリア編集部はこれまで保育士の転職サイトや職場での人間関係、残業、年収に関する調査を1,303名の保育士や保育士経験者にアンケートを実施してきました。調査で得られた保育士の声や自身がエージェントサービスを利用してきた経験を当サイトのコンテンツに反映させています。
当コンテンツは構成・執筆・撮影・編集を保育のキャリア編集部が担当し、図版作成を外注デザイナーが担当して作成されています。
保育のキャリア編集部は保育士の転職や働き方に関するメディアを運営することで得られた知見や、以下の保育士向け転職サイトを利用することで得られた経験から当コンテンツの内容を執筆しています。
上記の各転職サイトに関するコンテンツでは、それぞれの詳しい利用手順が記載されているのでぜひ参考にしてください。
保育士転職サイトの賢く活用して理想の職場に転職しよう!
保育士が転職サイトを利用する際は以下のポイントを押さえることで、効率的な転職活動ができます。
- 転職する目的を明確にしておく
- 早く転職したい場合は急いでいることを伝える
- 転職先に求める条件には優先順位を付けておく
- 希望の条件を絞りすぎない
- 勤務先に希望する条件は担当者にしっかりと伝える
- 資格や経歴は正直に伝える
- 担当者からの連絡にはすぐ返信する
- 急かされても自分のペースで転職活動を進める
- 推薦状の内容は確認する
- 面接後は担当者からフィードバックを受ける
- 複数の転職サイトや転職エージェントを併用する
ここでは、保育士転職サイトの活用術を具体的に解説していくので、ぜひ参考にしてください。
転職する目的を明確にしておく
転職活動を始める前には、なんで転職するのかを明確にしておきましょう。
保育士の転職先に求める条件を明確にしておくことで、入職後のミスマッチが起きにくいです。
厚生労働省の発表によると、保育士には以下の退職理由が多いことがわかっています。
保育士の主な退職理由TOP3
- 職場の人間関係
-
33.5%
- 給料が安い
-
29.2%
- 仕事量が多い
-
27.7%
出典元:厚生労働省「保育士として就業した者が退職した理由(複数回答)」
転職する目的が明確になっていない場合は、短期的に転職回数が増えて転職で不利になってしまう可能性があります。
転職先を決める際は、入職後のミスマッチがないように転職する目的を明確にしておきましょう。
早く転職したい場合は急いでいることを伝える
転職を急いでいる方は、転職サイトの担当者に急ぎの旨を伝えましょう。
転職の熱量が高いと判断されて、求人を優先的に紹介してもらえる可能性があります。
多くの保育士転職サイトでは登録時に希望の転職時期を「今すぐ」のように短い期間を選択することで、熱量を伝えることもできます。
転職先に求める条件には優先順位を付けておく
保育士が転職を成功させるには、求人に求める条件に優先順位をつけておくことも重要です。
なぜなら、求める条件が多いほど、すべての条件を満たす求人を見つけることが難しくなるからです。
求人に求める条件があまりにも多すぎる場合は、「絶対に譲れない条件」をしっかり見極めておきましょう。
また、すべての条件を満たした求人があったとしても、それが求職者にとって最適な求人とは限りません。
応募先の求める人物像や職場の雰囲気なども含めて総合的に判断しないと、実際に働き出してから「思っていた仕事と違う」と感じる場合があるからです。
このほかにも、求職者のスキルと見合わない高年収を望むなど、高望みしすぎる場合もなかなか内定が決まりにくいので注意が必要です。
勤務先に希望する条件は担当者にしっかりと伝える
希望条件が明確な方は、担当者にしっかりと伝えましょう。
担当者は求職者からヒアリングした内容から求人を提案するため、伝わっていないと理想の求人を提案してもらえないからです。
希望に合った求人ではないことを伝えると再度探してもらえますが、待ち時間が増えるため転職活動が遅くなります。
具体的な条件が決まっていない方は、「勤務地」「雇用形態」「希望年収」「施設規模」だけでも理想を伝えましょう。
資格や経歴は正直に伝える
転職活動をする際は、資格や経歴などに虚偽申告がないように正直に伝えましょう。
虚偽申告が発覚した場合、内定取り消しが行われる可能性があるからです。
履歴書の記載内容に重大な虚偽記載があった場合、刑事事件を起こしてしまった場合などには内定取消しが正当と判断され得ます。
引用:厚生労働省「知っておきたい働くときのルールについて」
例えば、ピアノが苦手なのに得意とスキルを盛りすぎると、入職後の自分を追い込んでしまうことになります。
また、資格や経歴などを正直に伝えることで、自身のスキルに合った働きやすい求人を提案してもらえる可能性があります。
担当者からの連絡にはすぐに返信する
保育士転職サイトを利用する際は、担当者からの連絡には早めにすぐに返すことも重要です。
なぜなら、人気の求人は応募者が殺到しやすく、担当者へ返信が遅れると良い求人を他の求職者に取られてしまうからです。
すぐに返信すると転職の意欲が高いと判断されて優先的な対応が受けられることがあります。
担当者が求職者と応募先の両方の要望を聞いて面接日などの調整をするため、担当者からの連絡に早く対応することが内定への近道になります。
また、応募者が多すぎる場合は、早めに応募を締め切ることもあるため、「後で応募しよう」と思っているとチャンスを逃す場合もあります。
そのため、転職活動で良い求人を見つけたら、「すぐに」行動を起こすことが重要です。
急かされても自分のペースで転職活動を進める
転職エージェントは求職者の転職を急かすときがあります。
なぜなら、転職エージェントは求職者が転職成功したタイミングで紹介手数料として収益が上がるからです。
急いで転職活動をすると、十分に求人を比較検討することができないため、自身のペースで転職活動を行うようにしましょう。
転職サイトによっては転職活動を多少急かされることがありますが、自身が納得いくように転職活動を進めても問題ありません。
推薦状の内容は確認する
保育士転職サイトを利用するときは、「推薦状」の内容を事前に確認させてもらいましょう。
推薦状とは担当のキャリアアドバイザーやキャリアコンサルタントが作成してくれる、次の選考へ進めるように求職者の魅力をアピールするための文章です。
推薦状は担当キャリアアドバイザーが求職者に代わって求人へエントリーするタイミングで送られます。
推薦状を事前確認したほうが良い理由は、推薦状には求職者が意図していないことや、いい加減なことが書かれている場合もあるからです。
また、応募先との面接では推薦状に書かれた内容について質問されることもあるため、面接の回答を準備しておくためにも事前確認したほうが安心です。
推薦状を確認したいときには、「推薦状の中身を念のために見ても構いませんか?」と担当者に直接相談する必要があります。
もしも、削除や修正してほしい部分がある場合は、その場で伝えておきましょう。
面接後は担当者からフィードバックを受ける
面接を受けた後は、担当者へ企業側からのフィードバックをもらうようにお願いしてみましょう。
マイナスな評価を受けた場合は、次の面接を受けるときまでに改善することができるため転職エージェントの便利な点です。
フィードバックをもらうことで面接で良かった点や悪かった点が客観的にわかるため、次の面接に活かすことができます。
複数の転職サイトや転職エージェントを併用する
転職活動を早く終了させたい場合は、複数の転職サイトや転職エージェントを利用しましょう。
複数の転職サイトや転職エージェントと併用すれば、より希望に合った求人を見つけやすくなるからです。
また、各転職サイトや転職エージェントには、それぞれの特徴があるため、併用することで各社の強みを利用できるのも良い点です。
保有している非公開求人も異なるため、条件の良い転職先を見つけたい方にこそおすすめの保育士転職サイトを併用しましょう。
ただし、複数の転職サイトや転職エージェントと併用しても、同じ求人に複数の媒介から重複応募には注意が必要です。
なぜなら、重複応募をすると以下のようなデメリットがあるからです。
- 選考に混乱を招き応募先に迷惑をかける
- 人材紹介料の支払いが複雑になり転職エージェントに迷惑をかける
- 自己管理できない印象を与え求職者自身のイメージが悪くなる
もしも、重複応募をしてしまった場合は、できるだけ早い段階で担当者に相談しましょう。
担当者に重複応募のことを隠していると、最終的には担当者との信頼関係を損なう可能性もあるので注意が必要です。
保育士転職サイトに関する疑問を解決!
ここでは保育士が転職サイトを利用する際によくある質問をご紹介します。
保育士が転職サイトを使うときには以下のような疑問を持たれる方がいます。
- 保育士転職サイトは基本的にサービスの利用料がかからない
- 気になった求人があれば複数の求人に応募しても問題ない
- 在職中でも職場にバレずに利用できる
- 求人は何件でも紹介してもらうことができる
- 転職サイトに登録した後は担当者から連絡が入るまで待つ
- 紹介された求人には必ず応募しなければいけない?
- 内定がもらったあとは辞退することもできる
保育士転職サイトは基本的にサービスの利用料がかからない
保育士転職サイトはほとんどが無料で利用することができます。
これは保育士転職サイトが求人を募集している施設や企業から紹介手数料をもらっているからです。
そのため、保育士転職サイトは求職者が利用する際にサービス利用料がかかりません。
気になった求人があれば複数の求人に応募しても問題ない
保育士転職サイトは複数の求人に応募しても問題ありません。
複数の施設から内定をもらった場合は、担当者から辞退を伝えてもらうことができるため、気になる求人があれば応募してみましょう。
ただし、転職サービスを併用している方は、別々のサービスから同一の求人に応募しないように気をつける必要があります。
在職中でも職場にバレずに利用できる
転職サイトは在職中に利用することができます。
また、個人情報は厳重に管理されるため、転職サイト経由から利用者が転職活動をしていることがバレる可能性が少ないです。
そのため、収入を途絶えさせないように、在職中に登録して転職活動をするようにしましょう。
転職サイトを利用するために退職をすると、収入がなくなってしまうため適切な選択できない可能性があります。
求人は何件でも紹介してもらうことができる
保育士転職サイトは求人を紹介してもらえる数に制限がありません。
そのため、求職者が納得行くまで転職活動をすることができます。
ただし、転職する意思がないと判断された場合は、求人を紹介してもらえなくなる可能性があります。
転職サイトに登録した後は担当者から連絡が入るまで待つ
保育士転職サイトに登録した後は、基本的に担当者から連絡を必要があります。
登録後は担当者から登録時に入力した電話番号に連絡が入ります。
登録した転職サービスや時期によっては、連絡があるまで1〜5営業日ほどかかるため待ち時間が必要です。
紹介された求人には必ず応募しなければいけない?
紹介された求人が希望に合わない場合は、再度求人を探してもらうことができます。
転職サイトでは自身の希望が上手く伝わらなかった場合や、条件を満たす求人が少ない場合に希望に合わない求人が紹介されることがあります。
自身の応募意思がある求人が見つかった場合に、応募しましょう。
内定がもらったあとは辞退することもできる
保育士転職サイトは内定をもらった後に内定を辞退することができます。
そのため、併用している転職サイト経由で見つかった求人に入職したい場合や、家庭の事情で転職できなくなったなど内定を辞退したい場合は担当者に連絡しましょう。
担当者が内定先に代理で事情を伝えてくれます。